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人材紹介の両面型と分業型を徹底比較|組織設計とKPIの違い

公開日:2026.08.14
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カテゴリ:比較検討
人材紹介の両面型と分業型を徹底比較|組織設計とKPIの違い

人材紹介事業の組織設計における最大の分岐点は、「両面型(CA兼RA)」で運用するか「分業型(CA/RA分業)」で運用するかです。両者はコンサルタント一人あたりの生産性、KPI設計、必要な採用人数、求職者集客との連動性まで全く異なる事業モデルであり、選択を誤ると生産性が半減することもあります。

本記事では、両面型と分業型の役割分担・生産性指標・事業フェーズ別の最適解・集客との連動性という4つの軸で、両モデルを実務レベルで比較します。組織設計の見直しや、新規立ち上げ時のモデル選定の判断材料として活用してください。

両面型と分業型の定義と役割分担

両モデルの役割分担を整理します。

両面型(CA兼RA)

1人のコンサルタントが求職者(CA: キャリアアドバイザー)と企業(RA: リクルーティングアドバイザー)の両サイドを担当するモデル。JAC Recruitment、リクルートエージェント(一部)、地場エージェントの多くがこの型を採用しています。

分業型(CA/RA分業)

求職者担当(CA)と企業担当(RA)を完全に分ける組織モデル。dodaエージェントサービス、マイナビエージェント、大手の第二新卒特化型エージェントの多くが採用しています。

ハイブリッド型も存在:大手では「CAは分業だが特定領域はRA兼務」「新人は分業、シニアは両面」など複合運用も一般的。純粋な二択ではなく、レイヤー別・領域別に使い分ける発想が実務では有効です。

生産性・単価・離職率での比較

両モデルを主要KPIで比較します。

1人あたり月間決定数

1決定あたりの平均単価

1人あたり売上(年間)

離職率

単価×決定数の総和で見ると、両モデルの1人あたり売上は実は大差がないケースが多く、違いは「どのターゲット層を扱うか」「どの育成スパンに投資するか」に集約されます。

事業フェーズ別に見る最適な組織モデル

事業のステージによって最適解は変わります。

創業期(1〜5名、年商1億円未満)

成長期(6〜30名、年商1〜10億円)

拡大期(30名以上、年商10億円超)

組織モデル変更の落とし穴:両面型から分業型への移行は「業務プロセスの再定義」「情報連携システムの整備」「評価制度の刷新」の3点セットが必要。中途半端に分業化すると、CAとRAの連携ロスで決定率が20〜30%落ちるケースも珍しくありません。

集客と面談着座の連動性

求職者集客と面談着座の連動性は、モデルによって大きく異なります。

両面型の集客特性

分業型の集客特性

分業型の場合、「集客量 × 面談着座率 × 決定率」の三段階のファネル管理が事業の生命線になります。特に面談着座率は、CAの稼働状況とダイレクトに連動するため、事前カウンセリングの精度と日程調整の効率化が生産性に直結します。

両面型の場合は、「1人のCAが処理できる面談数」がボトルネックになるため、集客チャネルを絞り込み、温度感の高い応募者を優先的に着座させる運用が合理的です。

SUMMARY

分業型で「面談着座数を最大化したい」場合

両面型から分業型への移行や、分業型でのスケール拡大を目指す場合、CAの稼働時間をいかに面談に集中させるかが事業成長のドライバーになります。集客・スクリーニング・日程調整をCAが兼務している状態では、1人あたり月40〜60件の面談着座を実現するのは困難で、実際には月20件前後で頭打ちになるケースが多く見られます。

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